野外クリスマスイベントのバイトで、サンタのコスチュームを身にまとい仕事をするナオミさん。僕は、そのイベントの裏方としてナオミさんと一緒に働くことになったしがない大学1年生だ。
数日前からの厳しい冷え込み。露出の多いコスチュームで身体が冷え、おしっこが近くなる。さらにイベント中は途中でトイレに行くのもできないので、紙おむつを穿いて臨んでいるというナオミさん。他数名の女の子も同じように紙おむつを穿いているという噂を聞いた。
しかし、ナオミさんは群を抜いてオーラがあるというか、平たく言えば美しくスタイルも抜群。身長も平均より少し高いくらいで可愛らしいところもあるのも良い。これで彼氏がいないというのだから世の中不思議だ。まぁ、僕にとっては高嶺の花。
そんなナオミさんの様子を注意深く眺めていると、何度か漏らしていたようではあったが、何とか紙おむつの吸水量の範囲に抑えることができたようだ。
イベント終了直後――
キラキラのクリスマスの空気にすっかり当てられてしまい、いつもより大胆になったナオミさん。
「えへ❤️ こんなにおもらししちゃった❤️」
と彼女はスカートをめくり、パンパンタプタプになりすでに吸水量の限界を超えていた紙おむつを僕に見せつけ、
「ああんっ、また出ちゃう❤️」
と言って、横漏れするほどおもらしをするのであった。
僕は突然の出来事にただ呆然とするしかなかった。
◆ ◆ ◆
後日、ナオミさんからLINEで連絡が入る――
「ごめん! あの時はどうかしてた! 忘れて。お願い!!🙏」
と僕に懇願する内容だった。
僕は紳士的に「気にしていませんよ」と返信を送る。
しかし、忘れろと言われても無理な話だ。