ごきげんよう。Dr.Qである。

2023年の十二支はうさぎということで、バニーガールの衣装を身に纏い撮影に臨むナオミ君。せっかくならスタジオを借りてプロのカメラマンに撮影して欲しいところだが、予算の問題で私が撮影することになった。

研究員がバニーガールのコスプレをするのは、しかぶったのサイト用を作ったとき以来か。時の流れは早いものだ。なお、風香君にもバニーガールの打診をしたのだが「忘年会で食べ過ぎて太ったから恥ずかしい」という理由で断られてしまった。

 

さて、話を戻そう。カメラを前にポーズを決めるナオミ君。彼女はそのスタイルの良さから何を着ても似合う。スーパーハイレグというかなり攻めたボディスーツなのだがあまり恥ずかしがることもなく着こなす彼女。そのスーパーハイレグの横に深く刻まれた鼠径部の皺が、私のフェチ心を高ぶらせた。

バニーガールの衣装を身に纏い撮影に臨むナオミ君

何と言うか、彼女はこういう場に慣れていると言うか、堂々としている。ミスコンに出場したり、クリスマスのイベントでコンパニオンをやったりと、そういう経験から人から見られるということに抵抗が無いのだろう。

 

そんなこんなで撮影も終了に近づいた頃、神様が私にプレゼントをくれた。

「ん……。鼻がムズムズする……」

ナオミ君は鼻にホコリでも入ってしまったのか、顔を少ししかめる。

「は…、ふぁ…、ふぁ……。くちゅん!!!」くしゃみしたはずみでおしっこをちびってしまったナオミ君

くしゃみしたはずみでおしっこをちびってしまったナオミ君 股間拡大

ナオミ君は、特大のくしゃみをかます。

それと同時に彼女の股間から「びょっ!」と音を立て、少量の液体が勢いよく噴き出す。

「あぁっ!」

ナオミ君は、悲鳴に似た声を上げる。そう、彼女はくしゃみしたはずみでおしっこをちびってしまったのだ。それを目の当たりにした私はドS心に火が付く。

「何をしておるのだ。貸衣装だぞ!?」

私は怒ったふりをして(本心は喜んでいる)声を荒げる。

「あうっ……。ご、ごめんなさい……」

彼女は目に涙を溜め少し怯えたようなそぶりを見せる。少しやりすぎたか。

「ごめんなさいで済めば苦労はしないのだよ」

「じゃあ、ど、どうすれば……」

ナオミ君はオロオロしている。

「そうだな……。罰としてその衣装の上に紙おむつを穿きたまえ」

我ながら変態的でマニアックな提案だ。

「えぇ!?」

私の予想外の提案にナオミ君は思わず目を丸くする。

「君が”保険”として、バッグの中に紙おむつを入れていつも持ち歩いているだろう?」

「な、何で知ってるの!?」

「全てお見通しだ」

「きもっ!」

「ほほう? きもいとな。ションベンちびって股間が濡れている君に言われたくないな」

「あうう……」

「私の言うとおりにすれば許してやろう。衣装のクリーニング代も出してやるぞ」

「……ホント?」

「約束しよう」

彼女は、少し無言で考えると、自分のバッグの中から紙おむつを取り出し、バニースーツの上から穿いて私に見せる。

こ、これでどうですか……

そう言ったナオミ君は、恥ずかしさのあまり顔をしかめ、かつ顔から火が出そうなほど真っ赤。目は私に合わせることが出来ず、今にもこぼれ落ちそうな大きな涙が溜まっている。

「だあーっはっはっはっは!! 「シュール」とはこういうことなのだろう! セクシーなバニーガールの衣装に全く似つかわしくない幼稚な紙おむつ!! だが! そのアンバランスさがたまらない! そう! アンバランス、まさにそれはナオミ君そのものだ!!」

「ふえぇぇ……。いわないでごめんなさいはずかしい」

「さっき中途半端におしっこしたせいでまだ出し足りないのではないか? もう何も気にすることはない。欲望のままに股間を解放してやれ」

ふえぇえぇぇん。しょちょうのばか……

ナオミ君はベソをかきながら、紙おむつの中に残りのおしっこを全て出し切るのであった。

 

 

あけましておめでとうございます。今年もしかぶったをよろしくお願いいたします。

2023年元旦 しかぶった一同