こんにちは! ナオミです!

10月に入り夜が肌寒くなってきましたね! みなさん風邪とか引いてませんか?

あたしはと言うと……。先日にちょっと……というかめちゃくちゃ恥ずかしい失敗をしちゃったので、カミングアウトしちゃいます! 良かったら聞いていって下さい!

 

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「かんぱーい!」

旅行先でおねしょ01 乾杯をするナオミ

ここはとある温泉街の旅館。あたしは9月の連休を使って友達と旅行に行きました。

自然に囲まれた絶景の露天風呂、情緒溢れるお宿、優しくて丁寧な接客の仲居さん、ほっぺが落ちそうなくらいおいしい料理、口当たりの良い地ビール、そして楽しいおしゃべり!

全てが最っっ高!! 9月の連休は予約取るのが大変だったけど、頑張って取って良かったー!
それに、移動中はトイレ休憩をこまめに取ったおかげでおもらし0回! えへへ~、すごいでしょ!

そんなこんなで宴は進み、料理のおいしさとおしゃべりの楽しさでお酒が進み、あたしはついつい飲み過ぎちゃいました。お酒は好きなのですが、決して強くはないあたしはかなり酔っ払ってしまい、客室に戻るとトイレも行かずにパタリとすぐに眠ってしまいました。

 

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旅行先でおねしょ02 股間アップ

旅行先でおねしょ02 全体図

ううん? お股に水が流れる感覚……? それにお尻が温かい……? え!? この感覚は……!?

「はっ!!!」

あたしは慌てて飛び起きます。ぐちゅっと嫌な音がしました。

「ああ! やっぱり!
どうしよう……。ここ旅館なのに……おねしょしちゃった……」

旅行先でおねしょ メイン

途方もない背徳感があたしを襲います。

お尻はもちろんのこと背中までビショビショ、後髪までおしっこで濡れていました。敷布団は大きな大きな世界地図が描かれ、布団に吸収しきれていないおしっこが小さな水たまりになっています。

そうなんです。あたし、お酒を飲んで寝ると必ずと言っていいほどおねしょしちゃうんです!

あたしのバカ……! こうなることが分かってるんだから、何でオムツ穿いて寝ないのよ!

……。

いや……、この量……。多分オムツ穿いても意味なかったな……。

この感じは1回や2回じゃないな……。おそらく4・5回……。まぁ……、お酒は利尿作用があるっていうし……。
って、何冷静に分析してるのよあたし!

「どうしようどうしよう」

時刻は午前3時。
幸いな事に、友達はお酒を飲んだせいかぐっすりと深い眠りに入っていて、しばらくは起きる気配はありません。
旅行先なので風香さんに助けを呼ぶことも出来ません。所長はもちろん論外。

「……っ!」

ここであたしは悪魔の取引を思いついてしまいました。自分を売るようで嫌だけど……。でも、この人生最大のピンチを乗り切るためにあたしは何だってやってやる!

 

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【急募】旅行先でおねしょしちゃいました……。
誰か替えの敷布団(出来れば新品)を持ってきてくれる方いませんか!?
おねしょ布団はあなたに差し上げます!
今ならおねしょパンティも付けます!

上記をおねしょ布団の写真付きでSNSに投稿。すると深夜にも関わらず1分も満たないうちに取引者さんが見つかり、車で約20分で持ってきてくれるとのこと。ネットの力はすごいなー!
そして所長みたいな変態さんは世に中に沢山いるのね……。

あたしはとりあえず濡れてしまった浴衣とパンティを脱いでビショビショの体をタオルで拭き、私服を着て取引者さんの到着を待ちます。

「良かった……。これで何とかなりそう……」

 

◆ ◆ ◆

 

約20分後、旅館の駐車場で取引者さんと落ち合いました。
この取引者さんはいつも「しかぶった」のブログとかを見てくれている人のようであたしのファンなのだとか! 嬉しいのやら恥ずかしいのやら……。

「これがナオミさんのおねしょ布団……。クンカクンカ。おや? ビールの匂いがしますね」

「あはは……。ちょっと飲み過ぎちゃって……」

「なるほど。そしてこれがナオミさんのおねしょパンティ……。レロレロレロ。
ありがとうございます。一生の宝物にします」

「あはは……。それは良かった……」

この方に比べると、所長って変態の中では意外とマシな方なのかもしれない……。

 

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その後、取引者さんから替えの布団を受け取り、彼とはそこでお別れをしました。そしてこっそりと友達を起こさないよう客室の入り口付近に替えの布団を置きました。これで何とかごまかせそうね。

だけど、身体からおしっこの匂いがして気持ち悪いので、その足で大浴場へ向かいひとっ風呂浴びました。

「ふ~、さっぱり~」

風呂から上がり、部屋に戻ると友達が起きていて、怪訝な顔であたしを見ます。

「ナオミ、なにあれ……?」

友達はそう言いながら、さっきまであたしが寝ていた所を指さします。

「ん……? ああ!!」

旅行先でおねしょ04 畳のシミ

そこには畳に染みこんだおしっこの痕が! あの凄い量のおしっこ……。敷布団だけでは吸収できなかったのね! おねしょ布団を持ち出すときは友達が起きないよう照明を薄暗くしたから気付かなかった!

あははは……。あたしの人生終わった……。

と言うわけで、結局友達にも旅館の人にもおねしょがバレて恥ずかしいし、さらに旅館から畳の弁償代を請求され手痛い出費となってしまった出来事でした。それがなければ最高の旅だったんですが……。

やっぱりこういう場合は、誤魔化そうとするより、誠実に謝らないとダメね……。

次からは気をつけようと心に決めた出来事でした。