Dr.Q:ようやくDBブルマ本の下書きが終わった……。

ナオミ:今回は時間がかかってますねー。

Dr.Q:うむ。制作中に色々な別案件の依頼が入ってな。それぞれ並行してやっていたらもちろん時間はかかるわけで。

ナオミ:もともと筆は遅いですもんね(笑)

Dr.Q:やかましい。というわけで完成度は25%といったところか。

ナオミ:先は長いですね……。

 

◆ ◆ ◆

 

Dr.Q:うむ。話は変わって、ここからは作画についての雑談。いやー、実際に描いてみてわかる鳥山明先生の偉大さ。

ナオミ:何を今さら(笑)。

Dr.Q:DBブルマ本の制作に入るにあたって、もちろんのことではあるが絵は自分で描かなければならない。それで、登場キャラクターを自分の絵柄に落とし込まなければならないのだが、過去一で苦労した。鳥山先生と自分の絵柄がかけ離れていて、さらに鳥山明先生はデフォルメの天才。何度も模倣して描いたが「コレジャナイ感」がどうしても出てしまう。

ナオミ:「ブルマが可愛く描けない!!」って所長嘆いてましたね。

Dr.Q:一時期はモチベーションが消え去ってしまうほどだったよ(苦笑)。そこら辺の悪戦苦闘、ブルマの練習画をお見せしよう。

ブルマ練習① ブルマ練習② ブルマ練習③ ブルマ練習④ ブルマ練習⑤ ブルマ練習⑥ ブルマ練習⑦ ブルマ練習⑧

ナオミ:めっちゃ描いてるやん(笑)。

Dr.Q:ナオミ君、これを見てどう思うかね?

ナオミ:う~ん……。なんかやっぱり少し違う気がするねっ!

Dr.Q:そうだろう? はじめは原作の絵柄に近づけて描こうとしていたのだが、描いても描いても全然しっくりこない。それで結局自分の絵柄で描いてみたところ、ようやくしっくりきた。それが前回のブログでお見せした下の絵だ。

少女ブルマ ラフ画

ナオミ:うん。大分良くなったね!

Dr.Q:これが描けたおかげでどこかへ行っていたモチベーションも復活し、作品を先に進めることができたという思い出深い一枚となったな。

ナオミ:二次創作も大変なんだね。

Dr.Q:そうだな。キャラデザ等に制約があり、かつ作品愛が問われる二次創作は、私的にはハードルが中々高いと感じるな。しかしながら、ドラゴンボールはもちろん大好きな作品なのでご安心を(?)。